POPちゃんねる

働くPOPで日本を元気に!
さぁ、朝3時33分起きの「POPスター」の出番です。2012年3月に出版した著書「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」(ナツメ社)はすでに第5刷!秘伝の「働くPOP」を地域や企業、個人へ伝授。年間150回を超えるセミナー活動は口コミで拡大中!「POPで日本の景氣回復!」を本氣で志します!

投稿記事一覧 > 2016年10月

このブログを書いている人

沼澤 拓也(ぬまざわ たくや) 沼澤 拓也(ぬまざわ たくや)

プロフィール

  • 株式会社 ピーオーピーオリジン代表取締役
  • 札幌商工会議所付属専門学校 非常勤講師
  • 商店街活性化推進調査研究チーム所属

等々、詳しいプロフィールは
オフィシャルサイトに掲載中です。

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【ノウハウ7】 右肩上がりのPOPを大公開!

2016.10.31

 例えば、豊富な「ノウハウ」を持っているのに提示していないことや、魅力的な「人」が働いているのに紹介していないなど、「商品」や「サービス」以外にも〝強み〟が存在しているかもしれません。

 というよりも、このことが大変重要であり、〝キーワード〟です。なぜなら「ノウハウ」や「人」に関しての〝強み〟は、他店で同様の〝強み〟が存在している可能は非常に低いからです。

 ここで、あるお店が「人」に焦点をあて、それを〝強み〟として「POP広告」に表現し、お客様へ提示している実例を紹介します[画像]

 

庄司商店(トリミング)2

 

 

 結論からいうと、以前とは劇的に変わった点は次の3つに集約できます。

 

 ①口コミ誘発

 ②店内に笑顔開花

 ③店員のヤル気アップ

 

 まず①ですが、いわさわさんお手製の浅漬やニシン漬けが〝口コミ〟で拡がっていることは言うまでもありません。このお店は同様に他の店員さんも「POP広告」で紹介しています。もちろん他の店員さんの担当商品も購入客が増えています。

 ②については、明日解説します。

 

 

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カテゴリー:POP広告 | POPノウハウ

【ノウハウ6】 右肩上がりのPOPを大公開!

2016.10.30

 ◎ お客様から支持されるお店とは? ◎

 

(2)自店の強み提示

 早速ですが、「あなたのお店の〝強み〟は何ですか?」店舗指導の際によくこの質問をします。すぐ応えられるお店もあれば、全く「?」のお店もあります。個人的なデータですが、10店中すぐ応えられるお店は2店、自信がなさそうに応えるお店が5店です。残念ながら、残りの3店は「?」状態です。

 やはり、〝強み〟をすぐ応えられる2店については、それを“目に見えるカタチ”つまり「POP広告」にしっかり表現できています[画像]

 

CIMG4266.jpg(マスキング)

 

 

 逆に「?」状態の3店には、「POP広告」が取り付けられておらず、あるとしても「品名」と「価格」だけというケースが多いことに気づきます。

 

 今は既存の「POP広告」の表現を変える時代にきました!

 

 そのポイントが〝強み〟を提示、それを“目に見えるカタチ”に表現することです。

 それでは〝強み〟とはどのような視点から見つけ出せばよいのでしょうか。マクロ的に〝お店は何で成り立っているか?〟

 

 5つの視点が存在します!

 1) 商品
 2) サービス
 3) ノウハウ
 4) 人
 5) 地域

 

自店はどこに〝強み〟があるのか?今、再検討が必要なときです。

 

 

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カテゴリー:POP広告 | POPノウハウ

【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕14

2016.10.29

〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った

第4節―1)

 

 【あらすじ】 『POP最強のルール』を手に入れた高大は、早速ページを開いた。

 

 この本を手に入れたかったのは、p26に記載してあった次の言葉に心を奪われたからだ。

 

 お客さま視点のPOPをつくることが第一歩 (第1章 ポイント1)

 

 そして、このページにあった図解が氣になったからだ。

 

 高大はまずその前に〝POP〟について調べてみた。同じページに次のように書かれていた。

 

―――――――――――――――――――――

 POPとは、point of purchase (advertising)の頭文字であり、一般的に購買時点広告と訳されます。わかりやすく表現するとお客さまが買い物をする場所の広告です。

―――――――――――――――――――――

 

 そして、続けてこのようにも書かれていた。

 

―――――――――――――――――――――

 買い物をするお客さまは「何を必要としているのだろう?」「何に興味があるのだろう?」「何に悩んでいるのだろう?」など、お客さまの立場や都合で考え、制作した広告がPOPです。

―――――――――――――――――――――

 

 ここを読んでPOPの意味は理解できた。しかし、難問が高大を襲っていたのだ。〝お客さまが買い物をする場所の広告〟〝お客さまの立場や都合〟

 

―――国にとってのお客さまって誰なのだろうか?

 高大はまず〝お客さま〟というところで迷走していた。

 

―――国民なのか…?

 国民のようで国民ではない。高大の考えはまとまらなかった。彼の考え方からすると国民はチームメイトであったからだ。

 例えば、会社であれば社員、野球チームであればナイン、サッカークラブであればイレブンであった。

 

 このことが解決できなければ〝お客さま視点〟が理解できないことになるのだ。総理大臣として重要な業務がたくさんあったが、それより日本にとって〝お客さま〟を明確に定義することが重要であると確信していた。

 

【予告】 さらに読み進めた高大は、恐怖で全身が震える感覚に襲われるのである。

 

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【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕13

2016.10.28

〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った

第3節―2)

 

 【あらすじ】 薬局の女性スタッフから教えてもらった同じ商店街の本屋に、高大は「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」を購入しに訪れていた。

 

「以前は厚生労働省の認定だったようです。詳しいことはわかりませんが」

高大にとって検定と言えば、英検や漢検のイメージであった。英検は学生時代に1級を取得していた。世界中の人々とコミュニケーションを図りたいという氣持ちが強かったので特に集中して勉強に励んでいた。

 

「私は独学です」と、久住さんは自分で描いたPOPを何枚か見せながら説明してくれた。

「よくメディアで取り上げるベストセラー本とかは放っておいても買ってくれますが、ほとんどの本は氣づかれずに売場から撤去されます。でも、素晴らしい本がたくさんあります。そういう本を知ってほしい。私の思いの強い本には手描きでPOPを作っています。この本なんか日本で一番うちが販売しています。たった一枚のこのPOPだけで、10年間で3000冊買って頂きました。ベストセラー本と比較すると3000冊はたいした話ではないように思うかもしれませんが、思いのこもったPOPのパワーはすごいです。その点こっちの出版社から商品とともに送られてくるきれいに印刷されたPOPは効果がさっぱりです。無いよりましなので使っていますが、私が本当に読んでほしいと思った本には手描きでPOPを作り変えます」

高大は感心しながら聞いていた。そしてこうも感じた。

 

―――POPのことを熱く語る店主さんだ。さっきの薬屋さんもそうだったけど、POPの何がそうさせるのだろうか?

高大は興味がいっそう膨らんでいた。

 

久住さんは高大を店の奥の方へ連れて行き、壁に貼られているたくさんのPOPを見せながら話した。

「これは小学生や中学生が描いたPOPです。生徒さん達が読んだ本のPOPを描いてもらいました」

「すべて生徒さんのPOPですか?」高大はあまりにも上手な手描きPOPに感心していた。

「考え方や描き方を教えると子供たちの習熟スピードはとても早いです。可能性をヒシヒシ感じます」

 

―――読書感想文を書くことより、POPを描くことの方が実践的な教育なのかもしれない。

高大はこのように思っていた。そして、「誰でも描けるようになりますか?」

「もちろんです!日本の総理大臣でも」久住さんは笑みを浮かべながら言った。

この後、いくつかのPOPを見せて頂き、目からウロコの状態でお店を後にした。そして、車の中で3つの質問をするのをまた忘れて帰ってきたことに氣づいたがもう遅かった。

 

高大もPOPに夢中になりすぎていたのかもしれない…。『POP最強のルール』を片手に官邸へ戻っていった。

この本が高大の大きな味方となるのだった!

 

【予告】 『POP最強のルール』を手に入れた高大は、早速ページを開いた。

 

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【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕12

2016.10.27

〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った

第3節―1)

 

 【あらすじ】 高大は「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」を購入しに、薬局の女性スタッフに教えてもらった商店街の本屋へ向かった。

 

隣、またその隣のお店も訪問した後、本屋さんにたどり着いた。確かに小さいが高大は好きなタイプの本屋さんだった。

〝中学生はこれを読め!〟や〝売れない文庫本フェア〟など、他の本屋さんとは異なる雰囲気を醸し出していた。

それこそ店内には手描きPOPが貼付されていた。

 

「こんにちは!」と、高大はレジにいた男性に挨拶をした。

「いらっしゃい」と、その男性はやさしげな声で迎えてくれた。

「『繁盛店が必ずやっている POP最強のルール』(以降、POP最強のルール)っていう本、取り扱っていますか?」

本のタイトルが長くて覚えづらいので、先ほどのお店でメモしたものを見ながら尋ねた。

「あっ、ありますよ」と、男性が言った。そして目の前の棚を指差した。

私は驚いた。1冊ではなく、3冊。いわゆる平台に積まれていたのだ。

 

―――何でこんな小さな売場にこの本が場所を無駄に使っているのだろう…。

高大はこの本を手に取り「これください」

そして不思議に思ったことを尋ねた。

「なぜ3冊もあるんですか?」

「急にこの本の問い合わせが増えてね。それで5冊発注したんです。他に買いに来た人に聞いたらこの商店街で手描きPOPセミナーがあったらしいのです。そのときの教材だったようで、参加した人の口コミで知れ渡ったようですよ。すでに2冊売れました。でもなんで総理大臣が?」逆に男性は不思議そうに尋ねた。

「口コミです(笑)」と、高大はこたえた。

そして、この本代1728円(税込)を支払ってから男性とPOP談義となったのだ。

 

「失礼ですが、店主さんですか?」高大は尋ねた。

「はい、そうです。久住と申します」と、丁寧にいった。

「まさかこの本を総理大臣が買いに来るとは驚きです。POPに興味があるんですか?」久住さんが尋ねた。

「久住さんのところを訪ねる前に4店寄ったのですが、そのうちの2店で目にしたのです。それでどんな本なのか興味をもちました。POPって全く意識しないで普段買い物していたことにまず驚き、理論や描き方である技能があることにまた驚きました」

「私もです。大事だということは知っていましたが、ちゃんとした描き方があるのはなんとなくしか知りませんでした。いわゆる検定試験もあるようですよ」と、久住さんが教えてくれた。

「検定試験ですか!」高大はさらに大きな衝撃を受けた。

 

【予告】 POPに検定試験があることや、久住さんが実際に描いたPOP、その他の取組みに接した高大はますます夢中になり始めていた。

 

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