投稿記事一覧 > 2016年10月05日
【小説】もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕第1節-4)
〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った
第1節―4)
友人から理解や協力を得られなかった高大だがへこたれはしなかった。それには慣れていたからだ。
誰にも相手にされないからこそ、逆にやりたいことができるというメリットもあった。高大はこちらを選んだのだ。
それに、高大には全く何の味方もないわけではなかった。この頃までに、彼は一つの強力な味方を得ていた。
そして、覚悟も決めていた。次のことをクリアしなければ、ちょうど1年後の衆議院議員総選挙を前に総理大臣を引退すると!
1.GDPを成長させ税収アップ、国債発行額の減少
2.世界へ発信力を磨く
3.所属している党を壊滅させる!
3については、もっと深い驚愕の使命感にあふれていた。※このことについてはいづれ触れる。
高大は1年たってようやく自分のやるべきことに時間を使えるすべを身につけていた。
閣僚たちや友人には反対されたが、繁盛店から学ぶことを優先することにした。
そして即実行に移していたのだ。具体的には商店街を視察することだった。
商店街なら繁盛店から学ぶこと、そのうえ国民の生活を肌で感じることができ一石二鳥だと考えたからだ。
商店街をただ視察するだけでは何も意味がないので、高大は次の3つの質問項目を準備していた。
① 過去から学ぶ「代々受け継がれていることは何か?」
② 現在から学ぶ「お店で習慣にしていることは何か?」
③ 未来から学ぶ「商売を通じて未来に残したいことは何か?」
【予告】 高大は東京下町の老舗が多い商店街から、すでに視察を開始していた!
<ご案内> ベストセラー作家が登場する「特別講演会」のすべては、
下記添付リーフレットでご確認ください(^^)
#手描きPOP #手書きPOP #POP広告 #POP甲子園
#POPコンサル #POPコンサルタント #POP講師
#POPセミナー #POP講習 #総理大臣