POPちゃんねる

働くPOPで日本を元気に!
さぁ、朝3時33分起きの「POPスター」の出番です。2012年3月に出版した著書「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」(ナツメ社)はすでに第5刷!秘伝の「働くPOP」を地域や企業、個人へ伝授。年間150回を超えるセミナー活動は口コミで拡大中!「POPで日本の景氣回復!」を本氣で志します!

投稿記事一覧 > キャッチコピーを超える「1行コミュニケーション」 いわゆる「いちコミ™」 (8)

このブログを書いている人

沼澤 拓也(ぬまざわ たくや) 沼澤 拓也(ぬまざわ たくや)

プロフィール

  • 株式会社ピーオーピーオリジン代表取締役
  • 札幌大学非常勤講師
  • POP広告クリエイター技能審査専門委員
  • 札幌商工会議所付属専門学校 非常勤講師
  • 商店街活性化推進調査研究チーム所属

等々、詳しいプロフィールは
オフィシャルサイトに掲載中です。

最新記事

カレンダー

2016年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カテゴリー

月別アーカイブ

その他

キャッチコピーを超える「1行コミュニケーション」 いわゆる「いちコミ™」 (8)

2016.10.14
Pocket

◎ ココが違う(2)!1行コミュニケーションを活かさない存在、活かす存在

 

 3点を明確にし、目標を設定しました。

 今度は「何のために」という目的を明確にします。

 目標設定の際「1)誰とコミュニケーションする1行なのか?」で絞った「誰と=コミュニケーションする対象相手」をイメージしながら目的を明らかにします。

 このときに考えること。

 それは!

 

☆  コミュニケーションする対象相手をどのように変える1行なのか?

 

 「変える」といっても何を変えるのか?いろいろありますが、主に「考え」や「感情」、「行動」に働きかける変化になります。

 自社という存在は、「コミュニケーションする対象相手」にどのような変化を提供できるかを明確にするのです。

 「平日17時まで働いている◇◇丁目の4人家族の○○奥さん」にどのような変化を与えることができるかを考えるのです。

 例えば!

 

a 商品

 「毎日の家事から解放する人材派遣を提供」

 「午前中働くだけでよくなるほど家計を助ける食材の提供」

 「疲れた主婦をいやす商品を提供」

 

 次に、商品というケースで考えてみます。

 「トマト嫌いな◇◇小学校の○○君」にどのような変化を与える商品なのか。

 例えば!

 

b メニュー

 「果物のように甘いトマトを生産し、食べられるようになる」

 「憧れのスポーツ選手が嫌いなものを小さい頃に克服したエピソードの本によって感情に変化が起こる」

 「トマト以外で同様の栄養が補える商品を摂取する」

 

 そして、自分という存在で考えてみると、

「◇◇社人事部採用課、電話の声が高い○○課長」にどのような変化を与えることが可能なのか。

例えば!

 

c 営業パーソン

「人材探しの時間を減らすお手伝いができ、採用の効率アップ」

「すでにスキルを身につけた即戦力の紹介ができ、生産性の向上」

「部長への昇進をサポート」

 

 以上、1行コミュニケーション「いちコミ™」に欠かせない準備と、支柱になる考え方を解説しました。

今回明示した多くの1行は最終形ではありません。

この準備を怠ると、単なる1行にほかなりません。

単なる1行と、「存在価値」を伝える1行コミュニケーションとの違いがココにあります。

 

#いちコミ #いちコミ™ #1行コミュニケーション
#いちコミセミナー #いちコミ講習

 

 

カテゴリー:いちコミ