投稿記事一覧 > キャッチコピーを超える「1行コミュニケーション」 いわゆる「いちコミ™」 (8)
キャッチコピーを超える「1行コミュニケーション」 いわゆる「いちコミ™」 (8)
◎ ココが違う(2)!1行コミュニケーションを活かさない存在、活かす存在
3点を明確にし、目標を設定しました。
今度は「何のために」という目的を明確にします。
目標設定の際「1)誰とコミュニケーションする1行なのか?」で絞った「誰と=コミュニケーションする対象相手」をイメージしながら目的を明らかにします。
このときに考えること。
それは!
☆ コミュニケーションする対象相手をどのように変える1行なのか?
「変える」といっても何を変えるのか?いろいろありますが、主に「考え」や「感情」、「行動」に働きかける変化になります。
自社という存在は、「コミュニケーションする対象相手」にどのような変化を提供できるかを明確にするのです。
「平日17時まで働いている◇◇丁目の4人家族の○○奥さん」にどのような変化を与えることができるかを考えるのです。
例えば!
a 商品
「毎日の家事から解放する人材派遣を提供」
「午前中働くだけでよくなるほど家計を助ける食材の提供」
「疲れた主婦をいやす商品を提供」
次に、商品というケースで考えてみます。
「トマト嫌いな◇◇小学校の○○君」にどのような変化を与える商品なのか。
例えば!
b メニュー
「果物のように甘いトマトを生産し、食べられるようになる」
「憧れのスポーツ選手が嫌いなものを小さい頃に克服したエピソードの本によって感情に変化が起こる」
「トマト以外で同様の栄養が補える商品を摂取する」
そして、自分という存在で考えてみると、
「◇◇社人事部採用課、電話の声が高い○○課長」にどのような変化を与えることが可能なのか。
例えば!
c 営業パーソン
「人材探しの時間を減らすお手伝いができ、採用の効率アップ」
「すでにスキルを身につけた即戦力の紹介ができ、生産性の向上」
「部長への昇進をサポート」
以上、1行コミュニケーション「いちコミ™」に欠かせない準備と、支柱になる考え方を解説しました。
今回明示した多くの1行は最終形ではありません。
この準備を怠ると、単なる1行にほかなりません。
単なる1行と、「存在価値」を伝える1行コミュニケーションとの違いがココにあります。
#いちコミ #いちコミ™ #1行コミュニケーション
#いちコミセミナー #いちコミ講習