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【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら 〔第1章〕11
〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った
第2節―4)
【あらすじ】 創業87年薬局の店主が、手描きPOPを制作する女性スタッフを誇らしげに語ることに、高大はますますPOPのことが氣になりはじめていた。
―――そんなにお店に変化をもたらすことであるなら、この国の政治や内閣にも変化をもたらすために活用できないだろうか?
「先日、セミナーがあったと聞きました。よく開催されるのですか?」高大が尋ねた。
「この商店街では年に1回くらいですね。あと数回開催してくれると有難いのですが…。あとは薬業界でも開催したりします。人氣があるので申込みが遅れると定員からもれてしまうほどです」
「そんなに重要ですか。POPは?」
「うちは特に成果があがっているのでとても重要性を感じています。これまで全く買われなかった商品がPOPをつけるとテキメンに販売個数がのびます。最近のお客さまは接客に抵抗を感じるようですけど、POPで情報を提供できるとお客さまから接客を求められるようになり主導権が180度変わります。ご存じでしたか?」
「えっ、何ですか?」逆に質問をされて高大は戸惑った。
「嫌われるお店の原因は、しつこい接客のようです。先日のセミナーで講師の方が教えてくれました。だからPOPが重要のようです。確かに主導権が変われば接客は逆に有難いですものね。その他いろいろ教えてもらいました」店主さんが講師をできるのではないかと思えるくらい高大にPOPの威力について語ってくれた。
店主さんにお礼を言って皆と握手をし、最後に女性スタッフと言葉を交わしこの店をあとにした。
例の3つの質問をすることを忘れるくらい有意義な時間となった。
【予告】 薬局の女性スタッフが教えてくれた本屋さんへ
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