POPちゃんねる

働くPOPで日本を元気に!
さぁ、朝3時33分起きの「POPスター」の出番です。2012年3月に出版した著書「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」(ナツメ社)はすでに第5刷!秘伝の「働くPOP」を地域や企業、個人へ伝授。年間150回を超えるセミナー活動は口コミで拡大中!「POPで日本の景氣回復!」を本氣で志します!

投稿記事一覧 > 【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕14

このブログを書いている人

沼澤 拓也(ぬまざわ たくや) 沼澤 拓也(ぬまざわ たくや)

プロフィール

  • 株式会社ピーオーピーオリジン代表取締役
  • 札幌大学非常勤講師
  • POP広告クリエイター技能審査専門委員
  • 札幌商工会議所付属専門学校 非常勤講師
  • 商店街活性化推進調査研究チーム所属

等々、詳しいプロフィールは
オフィシャルサイトに掲載中です。

最新記事

カレンダー

2016年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カテゴリー

月別アーカイブ

その他

【小説】 もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第1章〕14

2016.10.29
Pocket

〔第1章〕 高大は『繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール』と出会った

第4節―1)

 

 【あらすじ】 『POP最強のルール』を手に入れた高大は、早速ページを開いた。

 

 この本を手に入れたかったのは、p26に記載してあった次の言葉に心を奪われたからだ。

 

 お客さま視点のPOPをつくることが第一歩 (第1章 ポイント1)

 

 そして、このページにあった図解が氣になったからだ。

 

 高大はまずその前に〝POP〟について調べてみた。同じページに次のように書かれていた。

 

―――――――――――――――――――――

 POPとは、point of purchase (advertising)の頭文字であり、一般的に購買時点広告と訳されます。わかりやすく表現するとお客さまが買い物をする場所の広告です。

―――――――――――――――――――――

 

 そして、続けてこのようにも書かれていた。

 

―――――――――――――――――――――

 買い物をするお客さまは「何を必要としているのだろう?」「何に興味があるのだろう?」「何に悩んでいるのだろう?」など、お客さまの立場や都合で考え、制作した広告がPOPです。

―――――――――――――――――――――

 

 ここを読んでPOPの意味は理解できた。しかし、難問が高大を襲っていたのだ。〝お客さまが買い物をする場所の広告〟〝お客さまの立場や都合〟

 

―――国にとってのお客さまって誰なのだろうか?

 高大はまず〝お客さま〟というところで迷走していた。

 

―――国民なのか…?

 国民のようで国民ではない。高大の考えはまとまらなかった。彼の考え方からすると国民はチームメイトであったからだ。

 例えば、会社であれば社員、野球チームであればナイン、サッカークラブであればイレブンであった。

 

 このことが解決できなければ〝お客さま視点〟が理解できないことになるのだ。総理大臣として重要な業務がたくさんあったが、それより日本にとって〝お客さま〟を明確に定義することが重要であると確信していた。

 

【予告】 さらに読み進めた高大は、恐怖で全身が震える感覚に襲われるのである。

 

<ご案内> ベストセラー作家が登場する「特別講演会」のすべては、
      下記添付リーフレットでご確認ください(^^)

POP甲子園 特別講演会

 

#手描きPOP #手書きPOP #POP広告 #POP甲子園
#POPコンサル #POPコンサルタント #POP講師
#POPセミナー #POP講習 #総理大臣