POPちゃんねる

働くPOPで日本を元気に!
さぁ、朝3時33分起きの「POPスター」の出番です。2012年3月に出版した著書「繁盛店が必ずやっているPOP 最強のルール」(ナツメ社)はすでに第5刷!秘伝の「働くPOP」を地域や企業、個人へ伝授。年間150回を超えるセミナー活動は口コミで拡大中!「POPで日本の景氣回復!」を本氣で志します!

投稿記事一覧

このブログを書いている人

沼澤 拓也(ぬまざわ たくや) 沼澤 拓也(ぬまざわ たくや)

プロフィール

  • POP学 創始者
  • POP広告検定 技能審査専門委員
  • 大学非常勤講師
  • チームPOPジャパン™ 主宰
  • POP甲子園 審査委員長
  • 株式会社ピーオーピーリジン 代表取締役

等々、詳しいプロフィールは
オフィシャルサイトに掲載中です。

最新記事

カレンダー

2017年12月
« 9月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

カテゴリー

月別アーカイブ

その他

【発表】 2016年 人気ランキング

2016.12.21

この時期、毎年恒例の当社「2016年 講演&実技講習人気ランキング」を発表します!

 

2016ランキング

【ご報告】 POP甲子園全国大会 開幕への序章!

2016.12.21

11月22日(火)18時開演の「POP甲子園 開幕への序章!」の内容を

まとめて頂きました。

 

私が報告するよりも素晴らしい記事のため

下記サイトをご覧ください!

 

〔書店ナビ 掲載記事〕

カテゴリー:POP甲子園

【小説】もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第2章〕6

2016.11.22

〔第2章〕 高大は日本のPOPに取り組んだ。

第3節―1)

 【あらすじ】 党の定例役員会が終了した後、唯一の女性役員で大学の先輩である政策会長の伊藤望(いとうのぞみ)と情報交換した高大であった。場面は、閣僚が情報交換をする閣僚懇談会へと…

 

 

 閣議後の閣僚懇談会の席だった。高大は先日の役員会終了時から同様の質問をしようと考えていたので早速閣僚たちに聞いてみた。

 「ちょっと良いですか?今日は閣僚の皆さんに質問があります」

 通常、閣僚懇談会は閣僚が意見を交換する程度であった。そこに突然、しかもこの一年間はお飾りと言われていた総理大臣が発言したのだ。

 

 「われわれのお客さまは誰ですか?

 

 役員会のときと同じように静寂の時間がその場を流れた。

 「われわれ政府、政権を担うもの、いわばこの国。この国のお客さまって誰ですか?」

 

 高大は閣僚たちとはこの懇談会で意見や情報交換を行っていたので役員会ほどの予期せぬ出来事ではなかったが、質問内容にみんなは言葉を失っていた。

 やはり政治にはお客さまという概念などなかったから、みんな見当もつかなかったのだ。

 高大はこの質問にかける思いを語りだした。

 

 「私はこれまで皆さんもお分かりのようにお飾りの総理大臣でした。しかし、お飾りであっても権力を与えられているからこそ学ばなければならないと感じています。

 この一年間で国民が一番望んでいることが〝景氣回復〟であるとわかりました。その期待にこたえるためまだまだ学びたいと考えています。

 そこで実行しようとしたことが〝繁盛店から学ぶ〟ということです。それはなぜなのか?

 繁盛店は世の中の景氣に左右されることなく何十年も何百年も商売を続けることができるのはどうしてだろうか?と思ったからです。

 日本という国を〝景氣回復〟いわば繁盛させるには、官邸にいるより実際に商売を営んでいる人たちから学ぶしかないと考えています。

 これは総理になる前から、いや私は総理になることよりも優先して取り組みたかったのです。

 繁盛店に〝景氣回復の真髄〟が必ずあると…。そして何か発見できると以前から確信しておりました。

 総理になってから一年が経ちました。国民が〝景氣回復〟を望んでいる今、動かないわけにはいかないのです。

 最近の私の行動はそのためです。

 そんなときある本と出会いました。それは繁盛店で重要視されている〝POP広告〟について書いてあります。

 皆さんは〝POP広告〟をご存じないかもしれませんが、その本の中にはこのように書いてありました。

 

 買い物をするお客さまは「何を必要としているのだろう?」「何に興味があるのだろう?」「何に悩んでいるのだろう?」など、お客さまの立場や都合で考え、制作した広告がPOPです。

 

 ここを読んでとてつもない疑問がわいたのです。

 

 『国にとってのお客さまって誰なのだろうか?

 

 単純ですが、このことが解決できなければ〝お客さまの立場や都合〟〝お客さま視点〟が理解できずないことになるのです。拡大解釈になるかもしれませんが、日本の景氣が迷走しているのはこれを明確にしていないからであると確信しています」

 

 高大は〝店視点〟と〝お客さま視点〟の違いが比較されている図解についても伝え〝お客さま〟を定義することがこの日本にとって最重要課題であると熱弁した。

 高大の熱弁の効果でこれまでの懇談会にはない白熱した論議が交わされた。しかし、わずかな時間で定義できるほど単純なことではなかったため、閣僚たちから明確なこたえはあがらなかった。

 

 ――― 伊藤のいうとおり、はやり聞く相手が違ったか…

 役員会同様 〝国民〟というところに落ち着きそうになったが、結局は結論はでなかった。

 しかし、役員会同様、各閣僚の本質が理解できたことに大きな収穫があった。

 今後、〝お客さまは誰か?〟を意識して国政に臨むことを伝え、各閣僚に課題として与えた後、懇談会は終了した。

 そして直後、厚生労働大臣の保科にPOP検定のことを調べてほしいと指示した。

 

 【予告】 内閣は臨時国会を召集した。場面は、臨時国会へと続く!

 

 

<ご案内> ベストセラー作家が登場する「特別講演会」のすべては、
      下記添付リーフレットでご確認ください(^^)

POP甲子園 特別講演会

 

#手描きPOP #手書きPOP #POP広告 #POP甲子園
#POPコンサル #POPコンサルタント #POP講師
#POPセミナー #POP講習 #総理大臣

 

 

【小説】もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第2章〕5

2016.11.21

〔第2章〕 高大は日本のPOPに取り組んだ。

第2節―3)

 【あらすじ】 党の定例役員会が終了した。その後…

 

 

 結論がでないまま役員会は終了した。

 

 その後、役員会室で二人きりとなった女性役員の伊藤から

 「突然どうしたの?」

 「何がですか?」

 「幹事長に一任が決まり文句だったじゃない。それなのに… 役員の皆さんの驚いた顔に笑いをこらえるのが大変だったわ(笑)ほんとどうしたの?」

 「実はある本と出会って」

 「へぇー、どんな本なの?」

 

 高大は商店街でこの本と出会った話をした。

 「そうだったんだ。POPか…」

 「書いてあったんです。繁盛するお店とそうでないお店の違いが」

 「それって、そんなに重要?商売のこと知ってどうするの?」

 

 「単純に思ったんです。繁盛店から〝日本の景氣回復〟の真髄が知れるんじゃないかと」

 「ウワサになっているわよ。最近、総理が変なことはじめたって。商店街に立ち寄っていたのはそういうことだったの。それでPOPと出会ったというわけね」

 

 「伊藤さん、POPって知っていた?」

 「当たり前じゃない!こう見えても自分で買い物しますから(怒)」

 「そうでしたね。伊藤さんも家に帰れば主婦でしたね」失礼しましたと言わんばかりであった。

 「子供やついでに旦那がおなかをすかせて帰ってきますから」

 「そう考えると女性ってすごいですね。ほんと尊敬します」

 「有難うございます(笑) ………今日の質問とPOPが関係あるの?」

 

 「〝お客さま視点〟なんですよ。繁盛店は!そこで疑問がわいてきたんです。この国のお客さまって誰だ…?」

 「なるほど… それで質問したのね。相手が違ったわね」伊藤は笑っていった。

 「でも収穫はあった!この1年間は様子見であったけど、役員や閣僚の本質が掴めずにいたんです。今日で役員たちが誰のために政治活動しているのかがよくわかりましたよ。今度は閣僚たちにも聞いてみます」

 「また相手が違うと思いますがね(笑)」

 「閣僚たちの本質が分かるだけでも収穫です」

 と、高大が言うと伊藤が次のように言った。

 

 「今日は私も収穫ありました。この総理大臣でこの国のためになるのだろうかと、1年間ずーっと不安だったのよ。なんかこれからが楽しみになったわ。何かできることがあったら言ってちょうだいね」

 「有難う!」

 お互い会議室を出て廊下を違う方向に行こうとした時だった。伊藤が思い出したようにこう告げて歩いて行った。

 「POPのこと、厚生労働大臣の保科香苗(ほしなかなえ)に聞いてみたらどうかな。確かPOP検定っていうのがあったと思うよ」

 高大は商店街で久住さんに聞いたことを思い出した。

 

 【予告】 今度の戦いの場は閣僚懇談会であった。

 

 

<ご案内> ベストセラー作家が登場する「特別講演会」のすべては、
      下記添付リーフレットでご確認ください(^^)

POP甲子園 特別講演会

 

#手描きPOP #手書きPOP #POP広告 #POP甲子園
#POPコンサル #POPコンサルタント #POP講師
#POPセミナー #POP講習 #総理大臣

 

 

【小説】もし日本の総理大臣がPOP広告を描いたら〔第2章〕4

2016.11.20

〔第2章〕 高大は日本のPOPに取り組んだ。

 

第2節―2)

 

 【あらすじ】 党の定例役員会がはじまった。高大はこの1年間、この役員会でもお飾りの状況であった。その高大が!

 

 

 高大を除いては通常通りに進んでいた役員会だが、高大の発言の番になった。役員の皆はいつもどおりの発言を待っていたが、今回は違っていた。

 

 「われわれのお客さまは誰ですか?

 

 これが静寂ということかと思える時間がその場を流れた。高大はもう一度役員の皆に尋ねた。

 

 「われわれ政府、政権を担うもの、いわばこの国。この国のお客さまって誰ですか?」

 

 幹事長はいつもどおりに役員会を早々に切り上げようとしていたが、まったく予期せぬ出来事に言葉を失っていた。

 副総理はまったく質問の意味を理解していなかった。それもそうだ。政治にお客さまという概念など皆無であったからだ。

 あとの役員3人のうち2人は腕組みをし、真剣に考えていた。

 静寂の中、唯一の女性役員で大学の先輩である政策会長の伊藤望(いとうのぞみ)が笑顔で口を開いた。

 

 「総理。お客さまですか?それはお店や会社のお客さまと同義に考えてよいですか?」

 「そうです。そのお客さまという意味です」高大は言った。

 「お店や会社でしたら、やはり売上げをもたらしてくれる人になりますね。政府に売上げをもたらしてくれる人ですか…?」

 

 すると腕組みをしていた役員のひとりがぽつりとつぶやいた。

 「国民…」

 するともう一人が同調するようにいった。

 「そうだな、国民だよな」

 「われわれは国民のために政治を司っているから国民だろう!」本当の質問の意味を理解しているのか疑問だが副総理が発言した。

 

 「私は国民ではないように思うのです。なんかシックリいかない…」伊藤がこうこたえた。

 「国民は会社で例えると社員であり、野球チームであればナイン、サッカーチームであればイレブン、つまりメンバーなんです」

 高大は持論をはじめて発言した!

 

 このような高大の姿を目の当たりにした役員たちはその思いのこもった説明に納得していた。

 「それじゃ、誰なんだ?お客さまって…」役員のひとりがつぶやいた。

 「支持者じゃないかな。われわれを当選させてくれた」

 言葉を失っていた園場がこう言った。そして続けて発言した。

 「総理が社長だとすれば、社員は政治家や官僚(公務員)だ。そしてお客さまは支持者となる」

 「結局同じだよ。国民がお客さまで良いんじゃないか。支持者は国民だし。国民は税金というかたちで売上げをもたらしてくれる」副総理の真田が言った。

 

 高大はこのとき本に書いてあったことを思い出した。

 ―――副総理の言っていることはまるで売上アップを望む〝店視点=国視点〟の考え方だ。そして幹事長の考えは、支持者のために政治活動を行っているこれまでの政治をまだ続けようとしている。

 高大の本当の戦いがこの役員会をキッカケに始まろうとしていた。

 

 【予告】 今後、変化がありそうな定例役員会が終了した。その後、ひとりの味方が…

 

 

<ご案内> ベストセラー作家が登場する「特別講演会」のすべては、
      下記添付リーフレットでご確認ください(^^)

POP甲子園 特別講演会

 

#手描きPOP #手書きPOP #POP広告 #POP甲子園
#POPコンサル #POPコンサルタント #POP講師
#POPセミナー #POP講習 #総理大臣